Home

雨飾山

(2013/06/23) 地図

荒菅沢
樹林帯を抜けると
荒菅沢(あらすげざわ)に出ます。

登山道は雪渓を渡り
右側の尾根を登って行くが、
「日本百名山」の著者深田久弥氏は
荒菅沢から布団菱の
岩壁の狭間を直登した。

荒菅沢と布団菱
荒菅沢と布団菱(ふとんびし)

ここにさしかかると
急に雲が晴れたので嬉しかった。

雨飾山頂は布団菱の向こう
(写真中央すこし左)。

登山道はこの雪渓から
右方向に行って登り、
布団菱の右向こう側(笹平)を
右から左に歩いて山頂に向かう。

荒菅沢と布団菱


荒菅沢
荒菅沢を見下ろします。

ひんやりとした空気が
上がってきます。
布団菱はこの直下

「日本百名山」の深田氏は
10月下旬の紅葉の中、
ここを登ってきたと思われる。

雲に隠れた向うは天狗原山。

雨飾山・笹平
歩いてきた道を振り返る。
笹平。
小さな池がある。

雨飾山頂 雨飾山頂
雨飾山頂1963m

山頂からの展望は
ありませんでしたが、
目線の高さに雲があり、
これはこれで良かったです。

山頂には石の祠と
数体の小さな石仏がある。
石仏は越後の方へ向いている。

「日本百名山」の著者
深田久弥氏によれば、
古い猟師の話では、
頂上の石仏は、
糸魚川地方で有名な羅漢上人という
坊さんが、自身で石を刻み、
それをこつこつと山へ
運んだものだそうである。

山にウラ・オモテがあるとすれば、
雨飾山はやはり
越後の方がオモテであろう。
・・・と記している。

荒菅沢の雪渓
荒菅沢の雪渓を渡る。
むこうは天狗原山(左)。



Home